2012年1月16日月曜日

Stay hungry,Stay foolish

年末に、ジョブズのドキュメンタリーをテレビで見た。マッキントッシュ、アイポッド…彼が先頭になって作り残したものは、彼自身が欲したものではなかったのか?コンピューターが計算機の役割の時代に、なぜ絵がかける必要があったのか?キーボードがあるのに、なぜマウスが必要だったのか?音楽を聴ければいいのになぜ薄さにこだわるのか?携帯電話に、なぜタッチスクリーンなのか?Macとiphoneがあるのに、なぜipadなのか?
「ハングリーであり続けろ、バカであり続けろ」というのは、「若さを失うな。」「思考停止に陥るな。」という意味だと思う。しかし、彼は商売人のクセに顧客のニーズに合わせる風が伺えない。すべて彼の理想だ。彼が顧客に理想像を提示して、顧客はそれについていく。「こういうものだから…」「こういう時代だから」「そうに決まってる」「ふつう…」と自分たちは思考停止に日々陥っているのに、そういう革新性にあこがれもある。
話はとんだが、一歩前進するためにはバカとも取れる独創性が必要だ。本当にバカかどうか分かるのは何年も先である。

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