さて、職場で新規に立ち上げた水槽のワンショット。近くの川で捕れた魚たちの水槽である。
魚たちに思い入れがとくにある訳ではないが、あそこの川で捕れたんだなと思うと生き生き泳いでいる姿をいつまでも見入ってしまう。
伸びまくってます。雑草が取られて畑の隅っこに山にして捨てていたら雨降り後に捨てられた形で息を吹き返している、そんなイメージ。でもぼくは好き。盆栽のように人間が考えて形をつくっていくのも美しいと感じるけれど、人間では作れない情景はもっと美しさを感じるのです。
人間があれこれ考えても所詮は人間のすること。どこかに限界があります。絶対完璧ではありません。コントロールできないものがあることを知るべきです。畏敬の念なんてかっこいいものではありませんが、コントロールされた状態のなにかウソくささを超えているからすごいと思うのじゃないかなぁと思うのです。
そういう意味で、畑にしても水槽にしても昔から自然状態に近づけることを一番と思っています。
一番自然に近い状態になるようにセットしてあげてあとは自然の力を待つ(待てないでいろいろ手を出しちゃうけどね)。
これは本邦初公開、机の上のボトルアクアリウムです。この瓶ね、100円だよ。作った人泣いちゃうよね。
一番上の水槽、弱った魚が元気な魚につつかれている。飼っていると「これっ!」って絶対思う。だけど弱ったヤツを排除するのは自然な姿だよね。なかには弱者を守る動物だっているかもしれないけれど、自分が生き残るために他を排除するのは動物の本来の姿だろう。そうして種を守ってきているのだ。結局は趣味なんだけど、魚を飼い始めていろいろなことを水槽を眺めながら考えるようになったのもこの夏のことだった。
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